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データのインポート

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AI Marketer importコマンドは、ファイルからデータをインポートするために使用されます。デフォルトでは、AI Marketer importコマンドは、暗号化および圧縮されたtar.gz.encファイルからデータをインポートし、以下を含みます:

  • プロジェクト設定
  • エンティティ: すべてのコンテンツ
  • リンク: エンティティ間のリレーション
  • アセット: アップロードフォルダに保存されたファイル
  • スキーマ
  • metadata.jsonファイル

以下のドキュメントでは、データインポートをカスタマイズするためのオプションを説明します。インポートコマンドと利用可能なすべてのオプションは、[AI Marketer CLI](/dev-docs/cli#AI Marketer-import)を使用して実行されます。

⚠️ Warning
  • AI Marketer importは、インポートする前にすべての既存データ（データベースとアップロードディレクトリを含む）を削除します。
  • AI Marketer importを使用するには、ソースとターゲットのスキーマが一致している必要があります。すべてのコンテンツタイプが同一でなければなりません。
  • 復元されたデータにはAdmin usersテーブルは含まれないため、復元後のインスタンスではcreatedByやupdatedByフィールドが空になります。

インポートファイルの指定​

AI Marketerインスタンスにデータをインポートするには、対象プロジェクトのルートディレクトリでAI Marketer importコマンドを使用します。インポートするファイルは、-fまたは--fileオプションを使用して指定します。ファイル名、拡張子、およびパスが必要です。ファイルが暗号化されている場合、インポートが開始される前に暗号化キーの入力を求められます。

例: AI Marketerプロジェクトルートにあるファイルから最小限のコマンドでデータをインポートする​

yarn AI Marketer import -f /path/to/my/file/export_20221213105643.tar.gz.enc

暗号化キーの提供​

暗号化されたファイルからデータをインポートする場合、暗号化キーは-kまたは--keyオプションで渡すことができます。

例: AI Marketer importコマンドで暗号化キーを指定する​

yarn AI Marketer import -f /path/to/my/file/export_20221213105643.tar.gz.enc --key my-encryption-key

コマンドラインプロンプトのバイパス​

AI Marketer importコマンドを使用する際には、インポートが既存のデータベースコンテンツを削除することを確認するプロンプトが表示されます。--forceフラグを使用すると、このプロンプトをスキップできます。このオプションは、AI Marketer importをプログラムで使用する場合に便利です。暗号化されたファイルをプログラムで使用する場合は、--keyオプションも渡す必要があります。

--forceオプションの例​

yarn AI Marketer import -f /path/to/my/file/export_20221213105643.tar.gz.enc --force --key my-encryption-key

インポート時にデータタイプを除外する​

デフォルトのAI Marketer importコマンドは、コンテンツ（エンティティとリレーション）、ファイル（アセット）、プロジェクト設定、スキーマをインポートします。--excludeオプションを使用すると、コンテンツ、ファイル、プロジェクト設定を除外することができます。除外する項目はコンマで区切られた文字列で指定します（スペースなし）。スキーマはインポートする際に一致を確認するため、除外できません。

⚠️ Warning

インポートから除外された項目は、ターゲットインスタンスで削除されます。たとえば、configを除外すると、ターゲットインスタンスのプロジェクト設定が削除されます。

✏️ Note

画像などのメディアは、ファイル（アセット）とデータベースのエンティティで構成されています。--excludeフラグを使用してアセットを除外すると、データベースレコードは残りますが、リンク切れが発生する可能性があります。

例: アセットを除外してインポートする​

yarn AI Marketer import -f /path/to/my/file/export_20221213105643.tar.gz.enc --exclude files

インポート時に指定されたデータタイプのみを含める​

デフォルトのAI Marketer importコマンドは、コンテンツ（エンティティとリレーション）、ファイル（アセット）、プロジェクト設定、スキーマをインポートします。--onlyオプションを使用すると、指定された項目のみをインポートできます。項目はコンマで区切られた文字列で指定します。利用可能な値はcontent、files、およびconfigです。スキーマは常にインポートされ、インポートの際に一致を確認します。

✏️ Note

画像などのメディアは、ファイル（アセット）とデータベースのエンティティで構成されています。--onlyフラグを使用してcontentをインポートする場合、アセットのデータベースレコードは含まれますが、リンク切れが発生する可能性があります。

例: プロジェクト設定のみをインポートする​

yarn AI Marketer import -f /path/to/my/file/export_20221213105643.tar.gz.enc --only config