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データのエクスポート

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AI Marketer exportコマンドは、ローカルのAI Marketerインスタンスからデータをエクスポートするために使用されます。デフォルトでは、AI Marketer exportコマンドは暗号化および圧縮されたtar.gz.encファイルとしてデータをエクスポートし、以下を含みます:

  • プロジェクト設定
  • エンティティ: すべてのコンテンツ
  • リンク: エンティティ間のリレーション
  • アセット: アップロードフォルダに保存されたファイル
  • スキーマ
  • metadata.jsonファイル

以下のドキュメントでは、データエクスポートをカスタマイズするためのオプションを説明します。エクスポートコマンドと利用可能なすべてのオプションは、[AI Marketer CLI](/dev-docs/cli#AI Marketer-export)を使用して実行されます。

Caution
  • 管理ユーザーやAPIトークンはエクスポートされません。
  • サードパーティのプロバイダー(例: CloudinaryやAWS S3)からのメディアは、アップロードフォルダにファイルが存在しないため、エクスポートに含まれません。

エクスポートファイルの命名

エクスポートされたデータは、export_YYYYMMDDHHMMSS形式の.tarファイルに自動的に保存されます。--fileまたは-fオプションを使用して、AI Marketer exportコマンドでエクスポートファイル名を指定することも可能です。ファイル拡張子は、指定したオプションに応じて自動的に設定されます。

例: カスタムファイル名でデータをエクスポートする

yarn AI Marketer export --file my-AI Marketer-export

データ暗号化の設定

デフォルトのAI Marketer exportコマンドは、aes-128-ecb暗号化を使用してプロジェクトデータを暗号化し、ファイル拡張子.encを追加します。暗号化を使用するには、-kまたは--keyオプションで暗号化キーを渡すか、プロンプトで入力します。暗号化キーは文字数に制限がないstringです。

💡 暗号化キー

強力な暗号化キーの使用が推奨されます。暗号化キーの生成にはOpenSSLなどのリソースが役立ちます。以下は、ターミナルで暗号化キーを生成するための例です:

openssl rand -base64 48

暗号化を無効にするには、--no-encryptオプションをAI Marketer exportコマンドで使用します。

例: 暗号化なしでデータをエクスポートする

yarn AI Marketer export --no-encrypt

例: --keyオプションで暗号化キーを指定してデータをエクスポートする

yarn AI Marketer export --key my-encryption-key

データ圧縮の無効化

デフォルトのAI Marketer exportコマンドは、gzip圧縮を使用してプロジェクトデータを圧縮し、.gzファイル拡張子を追加します。

圧縮を無効にするには、--no-compressオプションをAI Marketer exportコマンドで使用します。

例: 圧縮なしでデータをエクスポートする

yarn AI Marketer export --no-compress

特定のデータタイプのみをエクスポートする

デフォルトのAI Marketer exportコマンドは、コンテンツ(エンティティとリレーション)、ファイル(アセット)、プロジェクト設定、スキーマをエクスポートします。--onlyオプションを使用すると、コンマで区切られた文字列で指定された項目のみをエクスポートできます(スペースなし)。利用可能な値は、contentfiles、およびconfigです。スキーマは常にエクスポートされます(AI Marketer importではスキーマの一致が使用されます)。

✏️ Note

画像などのメディアは、ファイル(アセット)とデータベースのエンティティで構成されています。--onlyフラグを使用してcontentをエクスポートする場合、アセットのデータベースレコードは含まれますが、リンク切れが発生する可能性があります。

例: エンティティとリレーションのみをエクスポートする

yarn AI Marketer export --only content

エクスポートから項目を除外する

デフォルトのAI Marketer exportコマンドは、コンテンツ(エンティティとリレーション)、ファイル(アセット)、プロジェクト設定、スキーマをエクスポートします。--excludeオプションを使用すると、コンテンツ、ファイル、およびプロジェクト設定を除外できます。除外する項目をコンマで区切った文字列として渡します(スペースなし)。スキーマは除外できません(AI Marketer importではスキーマの一致が使用されます)。

✏️ Note

画像などのメディアは、ファイル(アセット)とデータベースのエンティティで構成されています。アセットを除外するフラグを使用すると、データベースレコードは含まれますが、リンク切れが発生する可能性があります。

例: アセット、エンティティ、リレーションを除外してデータをエクスポートする

yarn AI Marketer export --exclude files,content